第2話

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「まどかー!!」 まどかの身体は小刻みに震えながら倒れこんだ。 倒れた後も体のあちこちが異常な動きをている。しかし、俺にとっては、このアンドロイドが まどか なのだ。 コンセントから、ケーブルを抜き、何とか上半身を起こして、体をゆすった。 「何やってんだ!起きろよ!」 片目から、煙を出し、もう片方の目は、瞑ったままだ。 「目を開けろよ……」 さらに体を揺すった。 すると、薄眼を開けた。 「まどか!」 ノイズ混じりの声で話し始めたまどかの上半身を膝の上乗せ、抱きしめながら、話を聞いた。 「ヒサヤの事・・・・ 実は、別れ話でこじれていたの、あなにヒサヤの事を相談したかった。 ヒサヤは、ストーカー化して、私の行動を監視し始めたの・・・・ 父さんの手前、誰にも相談できなくて…」 「そうだったのか。」 確かに俺に何か言いたそうだと感じていたが、あの時の尖った感情は、それを払いのけてしまっていた。
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