第2章 承

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第2章 承

「あのー、家は何処ですかー?私の住んでいるお城は何処ー?教えて下さる?」(フランス語) 「…?」 道行く人達は分からない言語に四苦八苦。 「此処はロンドンです。何か分からない事でも?」 ジョージは祖母から教わったフランス語を流暢に話せた。 「まぁ、貴方、フランス語が話せて?奇遇だわ。私はフランス王国の王女のマリー。道に迷ってしまって…。」 「フランス共和国の事かい?そういや随分昔王女が行方不明だったとか…。」 まさかと思いつつも彼は自分の家に案内をした。
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