第3章 転

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第3章 転

それからというもの、2人は打ち解け合いました。 一方で王様は見つからぬ姫の行方で当時とはいえ大騒ぎ! 「姫を見つければ褒美をやるぞー!」 人々は皆その褒美の宝物目当てで探しまくりました。しかし姫は忽然と姿を消したままだったのです…。 2人は1年も王女の帰る道を知らないでいましたが、そのうち両思いになってしまいました。 とある仕掛けによるともう一度剣を差し入れれば姫は元いた時代に帰れると。とある老人はそう話しました。 「私、父の所に戻り、話をして来ます。」 そう言い、2人はキスをして、マリーはもう一度剣を宝箱に差し入れました。 すると再び元いた時代にワープしました。
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