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最終章 結
姫様が戻って来た事に王様は大喜び。
しかし王女は険しい目をしていました。
褒美を貰えると思いながら必死に王女を捜しまくった人々はその態度にキョトンとしました。
王様がその様子にアタフタしている所を王女は口を開きました。
私はお姫様なんかじゃありません!、と。
ならば何なのじゃ、と王様が尋ねると王女はこれまでの経緯を話しました。
皆がその様子に呆然として見ている所を王様は口を開きました。
「そうじゃな。姫である前に、マリーはマリーじゃったな。マリーは元を辿るとお姫様なんかでも何でもなかったんじゃ。」
「お、王様…。」
家来達は王様のその様子をじっと見たまま口黙りました。
こうして王様から事を許され、マリーは再び剣の力でタイムワープしてジョージと仲良く幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。
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