第Ⅱ話 ≡奇妙な同居人≡

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まあ、いっか… ワタシはそのまま 部屋の電気をぜんぶ消して ベッドに潜り込んだ もぞもぞして目を閉じると 視線を感じて目を開いてみたら 赤い瞳に見下ろされていた! ワタシ 「きゃあぁっ!?」 闇暁 黒影 「うわあぁっ!?」 赤い瞳が消えたと思ったら 物体がなにかにぶつかる音が聞こえた! ワタシ 「あ、闇暁くん…!?」 ワタシはとっさに テーブルのそばに置いていた 懐中電灯の光を 音がした方に向ける 光の先には片手の平を こちらに向けて手の甲で顔を隠す 闇暁くんがいた…! 尻餅をついてる… 闇暁 黒影 「……うう…空…ちゃん……」 あ、闇に溶け込むように消えちゃった! 懐中電灯の光を部屋中に向けたけど 闇暁くんの姿は見えなくなって… ていうか、今 ワタシの名前…呼んでくれた? ワタシ 「闇暁くん… どこ行っちゃったの?」 部屋は静まり返ってて 気配すら感じない… あ、あとで…また出てくるかな? とりあえず…寝よう… ワタシは懐中電灯の光を消して もう一度、ベッドに潜り直して 再び目を閉じたけど… なんか落ち着かないなぁ とりあえず無理矢理寝ることにして 毛布を頭からかぶり眠りについた…
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