2人が本棚に入れています
本棚に追加
って…それどころじゃない…
あんな隙間にどうやって入ったの!?
というか、目の色とか
口の中の色とか絶対人間じゃない!
ワタシ
「あ、アナタ!なんなの!?
どうしてここにっ…!」
ワタシは男性を
見上げたまま叫んだ
闇暁 黒影
「オレ…は、アンギョウコクエイ…」
あ、闇暁 黒影…?
名前…なのかな
ワタシ
「それは…アナタの名前?」
彼はこくりと頷き
伸ばした腕を下ろした
闇暁 黒影
「ここ…は、オレの…部屋…
キミ…は、どうしてここに…いる?」
え…?
ワタシ
「こ、ここはワタシの部屋よ?
アナタ…もしかして…」
話してみると意外と普通だったため
ワタシは床から立ち上がって
隙間に再び近づく…
闇暁 黒影
「…あっ…」
!
ワタシ
「消えた!闇暁くん?」
うそ!こんな狭いところから
一瞬で消えちゃった!?
ワタシは隙間を覗きながら
暗闇に声をかけるけど
反応はない…
ん、視線を感じる!
ワタシは辺りを見回した
ん~あ!あそこからだ
小さい引き出しか少し開いてる!
ワタシは寝室の押し入れの上にある
小さい引き出しを見上げた
闇暁 黒影
「ここ…は、オレ…の、寝室…」
ワタシは首を左右にふる
最初のコメントを投稿しよう!