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闇暁 黒影
「ねこ…?」
ワタシは頷いた
ワタシ
「そう!近づいて構って
あげようとすると離れていくけど…
放っておくと自分から寄ってくる所がね」
闇暁くんは目をぱちくりしてから
スーッとワタシの上から離れていった…
どこに行ったんだろう
こんどこそ、ベッドから起き上がって
リビングに向かう
少し遅めの朝御飯は焼いた食パンと牛乳!
焼いた食パンには
イチゴジャムを塗りたくった
そして食べ進める
朝御飯も食べ終わって
ワタシは辺りを見回す
そういえば、闇暁くん…
なに食べるんだろう
そもそもどの隙間にいるの?
ワタシ
「闇暁くん…?」
反応がないわ…あ、視線!
辺りを見回すと食器棚と
冷蔵庫の隙間に赤く光る瞳が浮かんでる!
ワタシ
「闇暁くん、アナタの好物
教えてくれる?」
闇暁 黒影
「…生野菜…」
低く掠れた声でそう言い残して
隙間から赤い瞳が消えた!
近づいてないのにっ…もう!
でも、生野菜かぁ…
それならサラダをあげればいいのかな
パート帰りに、生野菜の贅沢サラダ
389円のやつ買って帰ろうかな…
きっと闇暁くんも喜ぶわ!
あ、いけない!
そろそろ仕事にいかないと!
ワタシは身支度を済ませて
スーパーに向かう
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