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でも恋い焦がれた運命を見つけたのにただただ見てるだけなんて俺だけが虚しい悲しい思いを抱えるなんてありえない。運命なら同じ苦しみを感じてほしいな。だからある計画を行おう。たとえ運命が犯罪者になっても同じ苦しみを与えれるならあの人の気高い存在が汚れてもかまわらない。そうだな。俺を彼の心にしっかり刻みつけないと
そうだな。俺を彼が殺すのはどうだろう?殺した相手は絶対忘れない。気高い彼ならなおさらそれに最初で最期の相手になる。なんて魅惑的なプランだろう。そのためには何が必要だ?彼の交友関係のやつを殺す?それだけじゃダメだ。彼はきっと俺を殺さない。どうすればいいだろう?
殺さなくてはいけない状態を作り出すためには憎んでくれるだけじゃ物足りない。憎んで憎んでそして罪悪感で押しつぶされて一生俺のことを考えて生きていけばいい。
考えただけでゾクゾクする
一生俺だけのことを考えて
あっ、まだ今日は百合を買ってない。今日は亜里沙さんを依頼で殺した日。明日は明宏さんと愛美さんだ。殺したなら弔わないとね。それが責だ。
さぁ、百合を買いに行こう。
その前にメールを運命の彼に
そうだな。文面はこうしよう。
愛しい運命へ
貴方が私を一生思ってもらえるように貴方にプレゼントを貴方の誕生日の日に送りましょう
貴方の運命より
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