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「おまたせいたしました」
相手の方は自分の家より格上の方だし男として女性を待たせるのはどうかと思ったので早めに父と来た。けれど今さっききた相手は鈴城財閥のご令嬢。αの鈴城真矢だ。
父も驚いてる。仲介人に騙されてたのだろう。ただ自分が怖がってるだけで父は優しい人だ。どんなに家柄が良いと言っても鈴城家には絶対お見合いなどさせない現に父は僕の手を取って出て行こうとする。僕は体が震えて動けない。鈴城真矢は小学校、中学校まで一緒でそして中学2年の時僕のことを犯した人間だ。αの女性はΩとβの女性を妊娠させることができる。犯されたとは文字通り抱かれたのだ。無理やり。始まりは僕が彼女を振ったことからだ。それから些細なイジメが始まった。彼女が仕組んだことだとすぐにわかった。そして段々酷くなりそしてある日犯された。体育館倉庫で男たちに押さえつけられて彼女に犯されたのだ。男たちには男たちのをしゃぶらされた。中に入れるのは彼女だけだったが脅されてくわえながら犯された。誰にも言えなくて毎日のように抱かれた。そして僕は転校した。僕の様子に気づいた父に白状させられた。体にも独占欲の印の沢山の痕がついていて言い逃れができなかった。そして僕の地獄が終わったのだ。警察には言っても無駄だから泣き寝入りだけれど
「あら、失礼じゃない?未来の主人を連れて行こうとするなんて」
と父に向かってクスクス笑っている
「あなたには息子は釣り合わないでしょ?この話はなかったことででは失礼します」
といい無理やり立たせられて部屋から出た。出る直前僕にしか聞こえない声で言ったのだ。逃げられると思ってたの?と
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