サッカー選手のα×後転性Ω元サッカー選手

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結婚生活をして半年後。将来の夢を語っていた頃。喉に違和感が出てきた。そして日がたつにつれて痛みが出てきた。それがヤバいことはわかっていた。血を吐いたこともあったしけれど夏に気づかれないように我慢した。将来の夢を語ってた時も本当は叶わないことがわかっていた。誰にも何も言わず気づかれないように終活を始めた。まずは遺書を書いた 俺の遺産は母さんと父さんと夏に渡すことあとはお世話になった全ての人に手紙を書いた。本当は夏に見つけてみんなに配って欲しかったけど夏はそんなことできない精神状態になることはわかってた。だから死ぬ前に全ての人に会って直接渡した。自分が死んだら見てくれ、今までありがとうと言って。計算外だったのはきっと静かに死ぬのだろうと思ったら綾先輩が最後まで世話をしてくれたことだ。嬉しかった。それと同時に悪いことをしてることもわかってた。帰るように言っても綾先輩は頑なに帰ろうとしなかった 綾先輩とちゃんと出会ったのは高校の最初の監督が綾先輩を襲っていたところに出くわした。俺は綾先輩をなんとか助けることができたけれど正義感とかそういうので助けたんじゃなくて綾先輩が母さんにダブって見えたのだ。とりあえず今までの経験上警察をまず呼んだ。そして中に入った。最初の監督は俺を見ると固まったがニヤと下品に笑ってお前も混ざるかと言ってきた。綾先輩は泣いて恐怖と絶望が混じった表情だった。俺は最初の監督を蹴って殴った。俺の血縁状の父親に見えた。みんなは俺が父親に会ったことないと思われているが本当は一度だけ会いに行った。友達のお父さんが探偵で探してもらった。友達のお父さんには会わないほうがいいと言われたけど会いに行った。ケツエン
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