サッカー選手のα×後転性Ω元サッカー選手

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血縁状の父親には家族がいた。ニコニコ幸せそうに優しく笑っていた。家族はいるけどきっと自分たちのことも優しく受け入れてくれると思って血縁状の父親を呼び出して2人であった。けれど第一声はお前を認知しない。あんなアバズレなΩの子供なんて本当に俺の子かわかんないしむしろ本気なわけないだろ?Ωはただの性欲処理の道具だ。あの、強くて美しい母を血縁状の父親は否定したのだ。最悪な父親だった俺はその日から母を守れるのは自分しかいないと思った。それと同時にサッカー選手になろうと決心した。サッカーが好きで前から思ってたけど早くサッカー選手になってお金を稼いでいい抑制剤を買ったり母さんと旅行に行ったり母さんを楽にするため。抑制剤は高いからたくさんのお金が必要だった。実際は親不孝者になってしまったけどサッカー選手になるために死に物狂いで練習した。足は血豆ができたり傷ができたりしたが治る前に新しいのができる。そして俺の足は歪で硬くて所々変色していて綺麗な足じゃない。夏は綺麗な足だよと言ってくれたけど 本当に夏はいいやつで俺にはもったいなくて運命だとわかった時嬉しかったけど俺なんかが運命なんてもったいないと思ったのと本能で求めていたのかと落胆。けど少し考えて最初は夏のことが苦手だったことを思い出した 俺は血縁上の父親と会った時からαが大っ嫌いになった。こっそり調べたのだ。血縁状の父の意見は少数派だと思うためにけれど実際は血縁上の父のいうことの方が多くてαがそう思っている人が多かっただからαが嫌いだった。今思えばαだから嫌いという固定概念もどうかと思うけど若かったから仕方ないよね。
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