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住む世界が違う笹島レイアと出会ったのは出張先だ。笹島財閥の子会社と契約するために神奈川から東京に出た。その日は恐ろしいほど仕事がスムーズに終わってこれなら予定より早く帰れるかもしれないと浮かれていた。その会社から出る時柑橘系の甘い香りがした。いい香りだなと思っていると前から端正な顔立ちの男が歩いてきた。ボディガードを引き連れて目が会った瞬間分かった。この男は僕のだと運命だと本能は体は男を求めていた。あの端正な顔をぐちゃぐちゃにしたいむちゃくちゃ犯して孕ませたいそして男の項を噛みたいでも唇を噛んで痛みで本能を抑えようとした。僕には愛する家族がいるから運命なんかに負けていられないお願いだ。近づくなとだけど男は近づいてきた。愛しい者を見る目で歓喜に震えながらそして男の匂いは強くなってきていた。発情期に入ったのだろう。Ωは運命と出会うと周期など関係なく発情期に入ると知識として知っている。男は冷たい手を僕の頬に触れてきた。そして笹島は俺の運命。やっと見つけたと嬉しそうに言ったのだ。僕は思わず笹島の手を叩き落として逃げた。笹島はΩとして運命に拒否されたことがショックなのだろうその場で崩れ落ち泣き叫んでいた、なんで俺の運命。なぜ俺を置いていくんだと泣き叫んでいた。置いてきたβの後輩は戸惑って僕と笹島を交互に見ていた
そしてホテルにつくとα用の抑制剤を容量など構わず大量に飲んで意識が朦朧としてきたが落ち着くのを待っていた。発情期のΩと会ったために理性を失うことないように作られた薬だ。だけど運命だからか落ち着くことはなかった。何度も何度も自分のを触り欲を吐いた。妻のことではなく運命を思って
翌朝、後輩が部屋を訪れてきた
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