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その後は仕事を何もなく進み後輩に応援され清々しい気持ちで家に帰ることができた。お土産を妻と子供たちに渡して次の日は休みなので妻とビールを飲んでいなかった時の話をして楽しい夜だった。それが嵐の前の静けさだと知らずに
次の日、バース性の病院に笹島レイアが入院したというニュースが流れた。顔出しNGのナースだという人がこう証言をしていた。運命に拒否されて精神的に不安定になってる
そして午後には賛否を聞いていた
なぜか運命の相手が男で家族がいるということが流れた。ああ、これは笹島レイアの仕業だと思った
家族がいるなら仕方ないんじゃないか
家族を選んだなんてすごいと思う
と言う声もあった。それは主にαとαの夫を持つβの女性の声で普通のβとΩの人は
運命を拒否するなんて最低
Ωのことバカにしてる
レイア様を拒否するなんて何考えてるの
と言う声が肯定派より多かった
テレビでも討論会みたいなことをされてバース性専門家とΩ人権団体の会長はこれは許されることではない、下手したらΩを殺してしまう行為だと言っていた。肯定派の人達はは
Ωの人権を主張している人が多いがαの人権はどうなる。家族がいるならそちらを選ぶのもいいじゃないか
残された家族はどうなるの。幼い子供がいるんでしょ?奥さんが可哀想よ
僕の行いは美談と言われたり残酷でΩを軽視してるから出来るんだと言われていた。
妻は鋭くて賢い人だ。僕の様子がおかしいことに気づいて聞いてきた。そして全てを話したすると妻は泣きながら抱きしめてきてありがとうと言ってきた
ただ1人されど最愛の人に肯定されて救われた気がした
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