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数週間立ってもαに捨てられた家族と専門家が討論したりしていた
笹島レイアが退院した日記者に囲まれていた
そしてレイアはいったのだ
「家族がいるなら仕方ありませんね」
と儚く笑ったのだ。俺にはそれが悪魔の微笑みに見れた。それからだ。過激派が現れたのは
まずは家が特定された。次に会社そして家族
報道陣に家と会社は囲まれて責めるようなインタビューを受ける
罪を犯したわけでも何も無いのに
そしてさらに追い打ちをかけたのは手紙が届くようになった。笹島レイアからだ
俺の運命、早く迎えにきて
君は誠実な人だから別れてから迎えに来るんだよね。俺たちの家を作って待ってる
ねぇ、まだ迎えに来ないの?家作り終わっちゃうよ。
可愛い子供たちだね。奥さんも可愛らしい人だね
俺たちの子供もきっと可愛いよ
と写真付きで送られてきた
でも写真は文章と違い妻と子供たちの顔は刻まれていた
その翌日、長男が誘拐された
要求は妻と別れて笹島レイアと番結婚すること
警察に届け出ても相手にしてくれなかった
早く離婚して番ったらいいじゃないですかと言われたその時携帯に着信がきた
いつもなら登録されてないやつは出ないけど今はそれを言ってる場合じゃない。犯人かもしれないし
電話相手は笹島レイアだった
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