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そこから正直覚えていない。目が気づいたら朝だった。ただ僕が入れたのではなく入れられたことだけ覚えてる。そんなに奥さんを裏切りたくないなら今は子供は諦めると言われて犯された。その証拠にあらぬところが痛み中から白いものが垂れてきてる。男なら何かぐらいすぐわかる。幸い紐は外されていて笹島は寝ている。僕は中のを出して体を入念に洗い身支度をして部屋から出て家に戻った。その日の午後笹島は約束通り息子を返すように会見を開いて言ってくれたそれは何回も流された
「僕の運命の息子さんが誘拐されたそうです。どうも誘拐されたのは僕との件だったらしくて僕たちは番になる約束をしました。だから僕の番の元に戻してほしい」
と言われた途端なにがなんだかわからなかった。番の約束などしていない。その会見が終わって30分もしないうちに息子は帰ってきた。僕と妻は息子を強く抱きしめた。犯人も捕まった。犯人は複数人いてその中に捜索願を受理してくれなかった警察官もいた
犯人が捕まり落ち着いて来た時緊張の糸が解けたのであろう。妻は引きこもりがちになり家事をしなくなった。僕のことで色々嫌がらせを受けていたようだ。その上番宣告された。約束した覚えはないけど。そうなっても仕方ない
全て僕のせいだ。幼い子供達の幼稚園の送り迎えをして家事をして毎週水曜日は妻実家に子供たちを預けて妻を心療内科に連れて行った。だから僕は残業をなるべくしないように社長にもお願いして定時に帰れるようにしてもらった。
少しずつ妻が元気を取り戻してきて今日は送り迎えできそうと言ったので一緒に送って平気そうだったから無理しないように無理だと思ったら連絡してと言って迎えを頼んで会社に向かった。
その日、幼稚園からの連絡も妻からの連絡もないと言うことは迎えに行けたんだろうと思い確実に良くなってると思うと嬉しくて仕方なく近所のケーキを買って家に帰った。家に帰ると知らない靴と鉄のような匂いと尋常じゃない泣き声聞こえた。慌てて靴のまま中に入ると子供に覆い被さるようにして妻が子供たちを守っていた。僕は犯人を突き飛ばして子供と妻を連れ出そうとした。妻をおぶって子供2人は妻のおかげで擦り傷しかなくて子供2人と手を繋いで家から出ようとした。犯人はすぐに立て直してきて僕たちに向かって刃物を向けてきた。僕は妻と子供を自分の腕の中に入れてそして何回も背中を刺されて意識を失った
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