白雪姫の毒リンゴ

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ありがと、 何もらうよりうれしいよ レトロなラベルが貼ってあるコーヒーの袋を とっかえひっかえ手に取っていると 「さて、と 何があった?」 来た! まさみにはかなわない。 いつも絶妙なタイミングでメールをよこし そろそろ会おうかなどと言ってくる。 まいったなあ、と苦笑いするわたし。 啓介と一夜を共にした直後のことだった。
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