Last Survivor
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ある日のこと、私は気付いてしまった。 ーー最初は指の関節だった。 どこかしら違和感のようなもの。 痛みとかではなく、動かす際に何かが違う感じを覚えた。 その後、日を追う毎に緩慢になる全身の動作と、 曖昧になりゆく記憶。 毎日同じ営みを繰り返してきたからこそ 日々の劣化は私の心を次第に蝕んでいく。 ーーきっと私はあまり長いことはないのだろう。
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