2 ど、ど、どうしよう!

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そうだ、覚えてないんだし、無かったことにしてしまおう。 同窓会ではアイツとは話さないでいれば良いや! アイツに触られたと思うだけで、身体が猛烈に気持ち悪くなって悪寒が襲ってきた。 シャワーを浴びよう。 朝チュンなんて排水溝へと水と一緒に流してしまおう! 柿田もアツヒロも夢だったのよ~、うんうん、そうそう! 憂さ晴らしに今日の夜は久々に先生に会うことにしよう! 一週間後、私は絵麻にメールを送った。 『高遠君から連絡きた?』 どうなったか、気になっていたから。 『来たよ。ごめんね、心配かけて』 やっぱり高遠君はアツヒロとは違うわ。 安堵した私は、DVDの先生に会うことにした。 それから数日間、あの悪夢を頭で考えることも無く過ごしていた。 だがそれから数日後のある日、カレンダーを見た私は全身の血の循環が止まってしまったくらいに顔を青ざめさせることになる。
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