2 ど、ど、どうしよう!

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会社と家を往復するだけの日常を過ごしていると、あっという間に同窓会の日。 今日もこの前の結婚式同様、私達は同窓会の会場の最寄駅で待ち合わせ。 朋はまだ着ていなくて絵麻と二人で朋を待つ。 「高遠君来るのに、待ち合わせしなかったんだね」 「そうなの」 いいな、その余裕そうな笑顔。 私も彼氏欲しい。 今日絶対、見つけてやる! 「沙希ー!絵麻ー!お待たせー!」 そこへ朋が走って登場。 三人でお店に向かう。 「あれ?今日の沙希、全然気合入ってる。まさかお目当ての男がいるの?あの日、一緒に帰ったアツヒロとか?」 朋が意味深な笑顔で私の服装を見ながら言ってきた。 今日の私はヒールも10センチで、しかもヤル気満々なミニスカ。 髪もわざわざ美容院で仕上げてきた。 化粧もネイルだって完璧な私。 「冗談はやめて。アツヒロは地球が明日滅びようともないから。良い男を発掘するかもしれないでしょ?それに朋だってミニ丈でヤル気満々じゃん!」 「バレたか」 茶目っ気にペロっと舌を出した朋。
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