第1話 前置きと言うよりも、愚痴かも? (1)

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まあ、そんな感じのワシで。とにかく目立ったよ。 特にあの頃は、ヤンキーが流行っていたし。中二の頃には、もう既に金髪だったよ。 だからそんな容姿のワシは、年上、同級、年下の女にモテにモテたよ。 それも同校、他校と……。 それにさ、校内の廊下を歩いていても、『キャ! キャ! キャ!』と、黄色い声が飛んできたもんだよ。 その他にも、この頃に。凝った物があるね他にも。 とにかくさ、他校に遊びに行くのもかなり凝って遊んだね。 先輩や連れなどと、連なって遊びに行ったよ。 おばチャリに乗ってね。 するとさ、他校の生徒達も仲良くしたくて。わざわざ出て来てくれるんだ。 仲良くして遊びましょう? と、言ってね。 これがさ、スリルがあるし。肝試し? みたいな感じで。中坊な間はわりと小まめに通ったんだ。 それにさ、この頃の街中の繁華街のゲーセン等も。こんな感じのスリル感があって、あちらにも良く行った気がするし。 だからボコボコの袋叩きに会う事もよくあった気がするね。
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