第1話 前置きと言うよりも、愚痴かも? (1)

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夜の繁華街、ワシらの住んでる街の左回りを。爆音立てながら、単車や車で。ブイブイといわせたよ。 それにさぁ、他にもね。やはりこの頃に凝った事があるんだよ。 それはね、それはね、女子高巡りと左回りのナンパなんだ。 そんな新たな趣味は、車の免許を自分自身で取るまでは、免許持ちの先輩に連れて行って貰った。 それでとことん、ナンパをしたね。 そして今度は、自分自身で免許を所得すると。ハイソを購入してツレなどと、あっちに行ったり! こっちに行ったり! と、またまた、周りに回ったよ──。 特にさぁ、今でこそオジサンで、どうにも様にならない容姿のワシだけど。あの頃のワシ自身は若くて容姿も良く。本当にナンパとあちらの方の成功率も大変に良かった訳だし。そんな感じのワシだから、よくよく頂きますも出来たもんさぁ。 それに、まあ、こんな感じの趣味も。結婚するまでは続けたんだけど。 でもね趣味の多彩は、結婚してからも終わり無く続いたんだけどね。
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