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第2章 別れと出会い
夜の便でオーストラリアのシドニーに行った。お母さんが言うには、お父さんの提案で移住しよう、という事になったそうだ。
新しい学校ってどんな感じなんだろう、そう思うと夜の便とはいえ熟睡出来なかった。
ただ夢の中で今までの保育園での想い出を回想し続けていた。
朝到着するとお母さんと空港から住む予定にしていたマンションに行った。少しでも現在の状況に慣れようと私はマンション内を見学した。
次の日、緊張した趣で私は担任になる先生と共にクラス内に入って行った。
自己挨拶をした後周りから拍手が来た。私はもう転校したから今日からこの学校の生徒になったんだとつくづく実感した。
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