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《!管理本部より重大なお知らせ!
みなさん、ゲームを楽しまれていますか?
突然ですが、今回、参加者が増えることになりました。
補充人数は50名。
我々も、実験と言う大きな任務に就いている以上、実験材料が初日で大量に消えてしまうことは本意ではありませんでした。というか予想外。
ですから、今回に限り補充をして実験を続けることにした旨をお伝えいたします。
残りの日数はまだまだですが、頑張って生き残り、一億円を手にしてくださいね!》
…なんだこれ。
…なんだよこれ!
「なぁ!今のメール見たか!どう」
「うるさい。黙れ。」
男に駆け寄った俺は、ゾクリと背筋を凍らせた。
男は携帯を見ながら静かに怒りを燃やしていたように見えた。
瞬きもせず、動くこともなく、数分が過ぎた。
そして、すごい勢いでメールを打ち始めた。
誰に打っているのかさえ聞ける状態じゃない。
それくらいピリピリした空気。
俺はそれが終わるまで待つ以外なく、携帯を眺めて時間が過ぎるのを待った。
二時間以上過ぎたとき、「おい」と声をかけられた。
「…お前、ゲームのことをどれくらい知ってる。」
「…三大欲求?…ルールを守ったらどんなことをしてもいいんじゃないのか?」
「……………」
「…え、違うのか?」
「今度の相棒はクソみたいなバカだな。ついてこい。いろいろ教えてやる。」
…え、相棒?俺が?
何がどうしてこうなったのか。
嬉しい言葉のあとは貶され、そして優しく感じる言葉をかけられた。
言われた通り、男のあとについていく。
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