2637人が本棚に入れています
本棚に追加
ピロン!
悠馬くんの携帯が音を響かせた。
ふと疑問に思う。
ここには全員いるのに、メールする意味が分からない。
ハッ!と顔色を変え、悠馬くんを見た。
視線がバチッと合うと、すぐに離し、慌てて携帯を開く。
視線が下へ向くたび、顔色は次第に変わり。
その表情は怒りに満たされている様子で。
「…クソ…やってくれたな…管理本部…
クソ…クソ!!畜生!!」
「悠馬くん!」
「畜生!!これじゃ俺へのハイリスクだけじゃねぇか!」
「悠馬!!落ち着いて!何があった!メール見せて!」
「クソ…」
手から奪い取った携帯。
それを見ると…
最初のコメントを投稿しよう!