未知なる世界

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小道の終わりは大通りへと繋がっていた。 どうやら最初の地点は本筋から脇道へそれた場所に位置するようだ。 ここは先程と違い、裸電球や提灯が連綿と続き、辺りに暖かい光を注いでいる。 人々の形(なり)も打って変わってカジュアルなものからスーツ姿や七福神のような衣装を纏(まと)ったような者もいて、研次にはハロウィンのようなコスプレのイベントを連想させた。 皆、穏やかな表情をしているが喋っている者は確認できない。 そんな集団は切れ間なく、全員が向かって左の方向にぞろぞろと歩いている。
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