105人が本棚に入れています
本棚に追加
「はぁん? 犬が何か言ってんなぁ?」
ばしぃん!
「はぐぅ!」
一本鞭の痛みはバラ鞭の比ではなかった。思わず倒れ込むシロに対して、男の鞭が唸る。
「誰が倒れ込んで汚ねえちんぽを床に擦り付けて良いって言った!? ぁあ!? 四つん這いになって、犬らしくわんと啼け!」
ひゅん! びゅう!
鞭が撓る音が小気味好い程空間を切り裂いて、シロの肌に紅い蚯蚓腫れを作っていく。
「やめ、やめ……わ、わん!」
「シロ、嬉しいか! 鞭を貰って嬉しいか!?」
「やぁ……」
「未だ分からねえか!」
「う、嬉しいです! 嬉しいです、ご主人様!」
悲鳴じみて叫んだシロの言葉に、男の手が止まる。
「シロ、聞き分けの良い犬だ。もっとご主人様の鞭が欲しい様に躾けてやらないとなぁ……」
「は、はい……」
恐々と頷くシロに、男がジッパーを降ろし始めた。
ぼろりと合間から零れた男性器は昂っていて、興奮を主張する様に脈打ってグロテスクな程の巨大さだった。
「あ……あ……」
「シロ、ご主人様からのご褒美だ。尻を向けろ。処女尻アナルを俺直々に掘ってやる」
「や、やだ……止めて下さい……ご主人様ぁ……」
「ああ? 犬の尻穴をどうしようが勝手だろうが! さっさとケツを向けろ!」
「やだぁっ!」
這い蹲って逃げようとするシロに、容赦なく二人がかりの鞭の嵐が飛んで来る。
「いた、痛いぃ……やめ、止めて……」
「シロ、逃げる事も命令する事も出来ねえ立場ってのが、まだ分からねえのか?」
「ご、ご主人様……」
「ん? なんだシロ」
シロは鞭の痛みから逃げる為に、懇願した。
「ご、ご主人様の、ご褒美を下さい……」
「もっと犬らしく強請れ。いやしい、犬の尻穴に、ご主人様のちんぽを頂戴したいです。言ってみろ」
「言えな……っ!」
びしり。
シロの背中の鞭跡をなぞる様に一本鞭が飛んで来る。
「言ってみろ」
「……い、いやしい、犬の、尻穴に……ご。ご主事様のぉ、ちんぽを……ちょ、頂戴したい……です……」
シロは屈辱で涙を流したが、これで鞭の痛みから解放されると何処か安堵していた。
最初のコメントを投稿しよう!