第一章

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彼が焦りながら私をソファーに運ぶ、 喉が乾いた、でも今はまだ頭がグラグラして動けない そよそよと風がなびいている きっと仰いでくれているのだろう ねぇ、とても怖い夢をみたの、 ヴァンパイアがいて、でもなんだか変な吸血鬼で牙がなくてそれにあなたに少しだけ似ている、 私にひどいことをたくさんしてきて血を吸って不味いって言う、 でも一番怖いのはあなたのいない世界なんだ
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