episode227 悪魔狩り

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「ウッ……クッ……」 しかし己の手を噛ませ 宥めるように時折髪を撫でながら その隙に――。 (え……?) 征司は僕の足を割り 立ったまま中へ侵入してきた。 「アッ……ンンッ……!」 思いがけないタイミングで 少しの抵抗もできないまま。 次の瞬間。 「い……いやあっ……!」 いきり立ったもので一息に身体を貫かれる。 「痛かったぞ?」 征司はくっきりした歯型と 僕の唇の形に歪んだ血痕が残っている手を 握ったり開いたりしながら笑った。 そして 「舐めろ――」 これ見よがしに。 「ンンッ……!」 ギシギシと床が軋むほど激しく 腰を揺すりながら言った。 「今度は犯されながら舐めろ」
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