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結局――。
「ンッ……アアッ……放せ……放せよっ……!」
勝てない。
敵いっこない。
「放さないのはおまえの方だぞ?ほら、吸い付いてる」
身体が繋がれば余計に――。
「ん……気持ち……い……」
媚薬のせいだ。
「舌出して舐めろ、ほら」
突かれているところから
水になって溶け出しそうなほど溢れる。
「ン……」
「そうだ。俺の言うことを聞け」
己の噛み痕に
言われたとおり舌を這わせると
「……はい」
抑えていた被虐症が顔を出し
後は全部言いなりだった。
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