episode227 悪魔狩り

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征司が逃げ腰の僕を取り押さえると 形ばかり着せられたシャツは肌蹴て 後ろ手に縛られた肩先が丸く露わになる。 「アア……」 すぐに下も剥かれた。 有無も言わせず征司は僕を壁に押し付け 「何するのっ……」 薬のせいで蕩けたそこをなぞりあげる。 「何するか?今さら説明しなくても分かるだろ」 再び抑揚のない声が言い おもむろに自分の前を寛げる。 「やだっ……どうしてこんな時にっ……」 いつもこうだ。 この人は僕の身体を当然自分の物みたいに扱う。 そこには少しの躊躇も遠慮もなく 「黙れよ――後ろから涎垂らしてる男が」 憎らしいほど簡単に僕を凌駕する。
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