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キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン。
始業ベルが鳴った。
「それでは授業を始める。今日のテーマは上腕二頭筋についてだ」
開口一番こう言い放ったのは、のうきんあかでみあ三年学年主任、上腕二頭筋大輔である。
「脳筋大地君、上腕二頭筋を鍛えるのに最も効率的な方法はなんだい?」
「両腕にタイヤをつけて登校することです!」脳筋大地はこの高校の首席である。
「そうだな。さすが首席だ。みんなも見習うように」
キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン。授業が終わった。
「脳筋君、本当に賢いのね」
大地の隣にいたクラスのマドンナ、無鬼無鬼筋子が目を輝かせて脳筋大地に言い寄ってきた。
「いやぁ、そうでもないよ。デヘwデヘへw、デヘへへへwwwwwwww」
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