第2話 脳筋高校

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「どうも、群馬県警の池面巨大 (いけめん でか)と言います。通り魔事件ですか。 あなたが被害者の前科 有男さんですか。通り魔の特徴を教えていただけますか?」 「15分くらい前に、ピンクの髪の毛に、真っ黒のジャージ、そしてビーチサンダルを履いて3人に分身して迫ってきたんだよ!」 「分身?」脳筋大地は思わず口を挟んだ。 「ああ、ピンクの髪が増えたと思ったらすでに腕を切られていて、気がつくと姿を消していたんだ。」 「なにか手がかりが残されているのでは?」いけめん(笑)が言った。 「そうかも知れねえ…でもそんな簡単に見つかるわけ…こ、これだ!これはピンクの髪の毛!しかも点々と3メートルおきに髪の毛が落ちている!これを辿れば犯人の家にたどり着くかもしれないぞ!」
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