第2話 脳筋高校

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コン、コン、ガチャ「警察だ!お前を逮捕する!」 「何だお前!?俺が一体なにをしたっていうんだ?」ピンクの髪の毛に黒いジャージ、ビーチサンダルを履いた男が出てきた。 「通り魔の容疑で逮捕しにきたんだ、宇喜多=ヘンネル=よしお!」脳筋が言った。 「通り魔って…何故俺がそんなことをしないといけないんだ?」 「まあ聞け。」脳筋は推理をはじめた。宇喜多は推理の中で動揺した顔を見せたが、 「3人に分身なんて不可能に決まっているだろ!」と正論をかました。 「一秒で横に200メートル移動できれば分身可能だ。では実際にやる」脳筋はそう言うと 「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」分身した。 「バカな!3人どころか、5人に分身しただと…!?」宇喜多はそう言うと力なくその場にたおれ、涙を流した。それを見て、脳筋も泣いた。 「推理していく中でゲホッ、お前が俺と同じ脳筋族の…オヴェッ、一人なのではないかという仮説にたどりついおろろろろ、何故、分身した?ゲフッ」 「名探偵コナツを見て分身のトリックを再現して、みんなを驚かしたかったんだ。 最初はトリックを再現しようとした。だが、脳筋族の俺に科学的トリックを再現するのは不可能だった…、だから、筋肉で再現したんだ」
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