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「そう、その精霊」
…精霊に種族って言っていいのか分からんけども、簡単に伝えるにはそう言うしかなくね?
でも種族にしたら俺らも人間族だの魔人族だの魔物族だの魔獣族だのややこしくなるからなぁ…
だから基本的には『種族』なんて言葉はあんまり使いたくないんだが、俺は語彙力が無いからしゃーない。
「…精霊ならば別に枠を増やす必要は無いのではないか?」
「マジで?一応あいつらが参加したい、っつーから許可を取ろうと思ったんだが…」
「精霊が人の行いに興味を持つとは…なんと珍しい…」
「とりあえず念のために枠に入れといてくれない?料理とか飲み物とか色々あるから」
元上司の言葉にそう呟くと軽く驚いたように呟かれ、備えあれば…って事で枠を追加するように頼む。
…バイキングだかビュッフェ形式だかだと多分用意する料理の人数が大まかで決められてるハズだし…
あいつらが食べまくって他の人に回らない!みたいな事態は出来るだけ避けたいぜ。
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