プロローグ

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一年、時が過ぎて行った。あなたを思い、探し続けて…… 窓に目を向ければ、彼と出会った日と同じように静かな雨が降り続いていた。 今までは雨を見れば憂鬱な気分になったが、今では大切な思い出を思い出すきっかけとして、胸が締め付けられるようになった。 決して辛い気持ちにはならなかった。 彼と約束をしたから。 何があってもあなたにもう一度出会ってみせる、その時はもう一度……
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