8251人が本棚に入れています
本棚に追加
「心配せんでも、いきなり襲いかかったりせんから」
「うん……」
「でも、チュウはしたい」
安心させといて何を言うてんねんって話やけど。
「え、それはちょっと……」
「ええやん。ほっぺにチュッとするぐらい」
思ったほど彼女が抵抗しなかったので、強引にチュウしてやった。
「もう！いいって言ってないで……」
唇を離すと、呆れたように言う彼女と至近距離で目が合った。
もう無理やと思った。
気づいた時には唇を奪っていた。
キスをするだけで、堪らなく愛おしい気持ちになる。
気持ちが昂って舌を入れようとしたら、さすがに拒否られたけど。
最初のコメントを投稿しよう！