8251人が本棚に入れています
本棚に追加
明け方に彼女を家まで送った後、余韻の残るベッドに身を投げ出した。
勢いよく寝転がった拍子に枕からくるみんの匂いがふわっと漂ってきて、思わずうつ伏せになって枕に顔を埋めて抱きしめた。
「くるみ……」
会う度に、体を重ねる度に、どんどん彼女にハマっていく。自分の気持ちを止められへん。
なあ、ヒカワさんよ。オレがくるみんのことあんたより大事にするからさ。
オレにちょうだい、あんたのカノジョ。
最初のコメントを投稿しよう!