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『いいけど、わたしそんなに料理上手じゃないよ』
ある時、どさくさ紛れに頼んでみたら、意外にもOKの返事がもらえて部屋で1人、よっしゃーって叫んでもうた。
一緒にスーパーに買い物行くだけで妙にテンション上がって、付き合ったらこんな感じなんかなって勝手に色々想像して高まって。
オレってアホみたいやなと呆れつつも、幸せならアホでもええかって思えた。
台所に立って料理してるくるみんを見てるだけで、飯3杯ぐらい食えそうやもん。
はあぁ、可愛いなぁ。オレのカノジョになってくれへんかなぁ。
「うん!美味い!!」
初めて食べた冷麺はお世辞抜きに美味かった。
実は料理上手な子とは付き合ったことなかったから、フツ―に感動してもうた。
こんな風に、笑いながら一緒に飯食える日がどんどん増えることを願わずにはいられんかった。
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