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その破壊力に息の根が止まるかと思った。
嬉しくて飛び上がりそうになったけど、そんなことしたら手離れてまうってやけに冷静になって止めた。
初めてくるみんから繋いでくれた手を、ずっと離したくないって心の底から思った。
家になんか着かんかったらええねん。このままオレの大阪の実家まで歩いて行ってもええぐらいや。
けど、現実は厳しい。10分もせんうちに着いてしもた。
あぁぁ~!短すぎる~!
これってもしかして、家に寄って行ってもええって感じ?
朝までコース?
いやいや。この間、もうちょっと辛抱するって決めたとこやん。
せっかくここまで来たのに、信用なくして振り出しに戻りたくはない。
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