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「いらっしゃい」
出迎えられて、珍しく緊張してる自分に気がついた。
「おお。お邪魔します」
食欲をそそるええ匂いが漂う部屋に恐る恐る入って行ったオレは目の前の光景に度肝を抜かれた。
「えー!何これ!すごいんやけど」
テーブルいっぱいに料理が並んでるのも圧巻やけど、盛りつけも普通にレストランみたいでびっくりした。
くるみんは嫌がってたけど、記念に写メ撮らしてもらった。
まさか、ここまでしてくれるなんて……期待してもいいんかな?
「じゃあ、改めて。お誕生日おめでとう!」
「あざーす!!」
シャンパンで乾杯した後、さっそく自慢の?料理を頂くことにした。
「ヤバいヤバい!これめっちゃ美味いんやけど」
ローストビーフが美味すぎて、美味い以外の言葉が出やん。
「大袈裟だよ」
「これはマジで!お世辞抜きに美味い!」
サラダとかスープとかパスタとか、ホンマに何食っても美味い。
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