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明の真っ白な太く鋭い牙が2つ、朔の首に突き刺さり、裂かれた肉から血が溢れる。
「あ、明ぁ…っ、ンぅ」
ズッと音を立てて、勢いよく啜られた。体液が抜けていく何とも言えない感覚に、頭の芯が震える。
「朔…っ、うまい」
明は夢中になって、朔の血を飲む。まるで母親の乳を飲む赤ん坊のように思え、明の後頭部を優しく撫でた。
それに触発されたのか、腰に絡んでいた明の腕が、ジーパンと腰の隙間に無理やり突っ込み、臀部の割れ目を撫でる。そのまま強引に奥へ進み、硬く閉じたままの朔の蕾へ到達した。
「ッア、ん」
ヒクンっと無意識に、ソコが疼く。誘われた指先は躊躇なく、その卑猥な蕾へ侵入した。
濡らしもしない異物は、ひきつるような痛みを感じさせたが、肉を裂かれることに慣れた朔に取って、たわいのないものだった。
「はぁっ、ンっんぅ」
血を啜られながら、後孔を弄られる。首筋よりも後に開発されたソコは、まだ受け入れるのに時間がかかるが、互いの興奮はそれを待っていられなかった。
やや強引に指を増やし、切れる直前まで穴を広げられた。
「ッ、ぃ…っ、あ…」
そして、腸液が滲み出し、くちゅくちゅと卑しい音を立て始めたところで、ズルリと指が引き抜かれた。いつの間にかガチガチに硬くなっていた明のペニスが、その入り口へ触れる。
肉の牙が、朔を裂いた。
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