★魔王城、修復★

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ナチュラルに人の心を読むなよ。変態。 ル「聞こえちゃうんだから仕方ないだろ!?」 千「あー、はいはい」 ル「コレでも俺は天界では審判やってた大天使だったんだぞ!?」 千「年寄りの昔の自慢話は長くなるから嫌いです」 ル「これだから最近の若い奴は!」 千「天使のままだったらトップのままだったのに。…なんで堕天したんですかー?」 ル「聡明に惚れたから」 千「…え?」 ル「天使は人に恋してはいけないんだ…人と干渉してしまうとこの世の理に歪みが生じてしまうからな」 千「だって、血塗れの救世主は人じゃ…」 ル「虎と交わる前はただの人間だった…けど、先祖返りを繰り返してるウチに色んな血が混じり、いつしか混血種最強の人間になっていたんだ」 そっか。 最初に白虎と交わり、その子供たちが自由に恋愛していたら、そりゃ色んな血が混ざり混血になっていくよな…。 そうやってるうちに色んな能力も引き継ぎしていつしか最強の男になったと…そういうわけか! 千「そうやって長い時間をかけて、血塗れの救世主が引き継いできた最強のDNAを更に最大限に引き継いでいるんだもん…蒼真さんや海斗さんは強いわけだ」
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