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あのね、大好きな人を語る蒼真さんはいつもよりキラキラして見えてね、蒼真さんのが可愛いです…って言ったら怒るかな?って思ってるの。今。
だってさ…可愛いでしょ!?
千「本当に大好きなんですね?」
蒼「うん。だから…父さんも母さんも気遣ってくれて周りを気にせずに自由に生きられるようにしてくれたんだろうね…」
千「いい両親じゃないですか」
蒼「いい両親だよ。…だから…敵になりたくないっていう思いもあるの。今はいいけど…この後に世界の価値観がガラッと変わったら、オレらも討伐の対象になるし、父さんや母さんと剣を交える事になっちゃうかもしれないからね」
千「……蒼真さんは真面目ですね」
蒼「よく言われるよ。けど、オレは海斗ほど自由には生きれないよ。英雄と四獣の子供として、魔軍の四天王として…1人の男としてもさ」
この若さで世界のあり方をちゃんと考えているあたりこの人は真面目でしっかりした大人なんだと思わずにはいられない。
オレもこんな大人にならないとな。
千「蒼真さんは魔軍に向いてませんね…」
蒼「まぁ、今は血で安定してるからね」
千「なるほど」
蒼「とは言っても、オレもたまに暴走しちゃうんだけどねw」
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