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そしてちなみにタイマムシンについて――、それは実は英語ではないらしい。それは日本語かも知れないし、様々な言語にも通じる共通語かも知れないし、あるいは未来や宇宙からもたらされた科学的神秘的な言語だったのかもしれない。
予想されうる言語としては、大麻無心という麻薬を求める危ない催促なのかもしれないし、あるいはタイ・マム神というタイで信仰されている蝮(まむし)の神様なのかもしれなかった。それはどちらもきっと粉末にしたらやり過ぎなくらいに滋養強壮に効果があるに違いないが、ちょっと俺の貧弱な語彙力と想像力ではその程度の案をあげるだけにとどまってしまう。
さて、俺のこの弁明をお聞きになられている優秀な諸兄、もしくは諸姉の方々に置かれましては、いい案があればドシドシお寄せいただきたいという次第ではあるのだった。
そうして俺はこうしてつらつらと、今日が特別な日であるというその由来であるところのタイマムシンの発明について自分の見解当弁明を行っているわけではあるのだが、俺も真剣に考えているのだからそのような冷めた冷たい眼で見るのは止めていただきたい。
――そう、止めていただきたいのである。
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