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「そうだよぉ~!軍曹、完全武装は常識でしょ?(戦時下のな!)
ちゃんとこちらの目的も伝えたよ~
“この国で一番美味いモノを魔王城に寄越して下さい”ってね?
ちゃんと伝わってんじゃん!あのお姫様、美味しそうな足にお胸だよ~?
(確かに魔物の好物“人間”だけど、人間側もそれはわかってるけど、今回欲しいのは
人間の料理の作り方!人間そのものじゃなくて!)」
部下の魔物達も人間側も完全に“勘違い”し、
人間視点では国一番“美しく”
魔物視点で見れば一番“美味しそう”な“お姫様”が送られてきてしまったという訳だ。
この二人にもっとちゃんと話を伝えるべきだった。そりゃ、美味しいモノをと言ったら…
魔物は人間の事を考えるよな。
「あの…ご、ごすじん様?(また噛んだ)」
ミーミ姫がシズシズ、オズオズ傍に寄って来る。早く説明をしないと偉い事になるな。
だが…その前に、いかにもな鉄輪を外してもらわねば…
「自分はご主人でもないし、そういう目的じゃないんですよ。姫さん。とりあえず
それを脱ぐ。いや、取って下さいよ。」
「脱ぐ。えっ?は、ハイッ!脱ぎ取ります。(素早くボタンを外し始める。慌てる俺)」
「いや、ちげぇよ!何っ!言葉ハイブリッドしてんだよ!…って、ワアアアアーーッ!!」
彼女が服をいじるまでもなく、途中からボタンがちぎれるように弾け飛び、幼い体つきに
不釣り合いな豊満バストが露わになる。とりあえず俺達全員が絶叫、歓喜の混ざった咆哮を上げた…
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