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チカコ「聞きましたか真由美さん?」
マユミ「ええ聞きましたとも千賀子さん。」
イノコ「え?え?」
急にゆっくりと立ち上がりながら言う2人を井野子が交互に見ていれば周りからの自分に向けられる視線が一気に増したのを感じた
チカコ「もう一度言ってください井野子さん。」
イノコ「え?も、もう一度って千賀子ちゃん?」
マユミ「先ほどのあなたの発言をもう一度言ってみなさい井野子さん?」
イノコ「ま、真由美ちゃん?だからもう一度って私今変なこと言っ「いいからもう一度自分が不幸だと言ってみろやぁぁぁ!」ごめんなさいぃぃぃー!」
ビシィッと千賀子に指差されながら言われた井野子は反射的に謝った。
チカコ「いいかい井野子!あんたは全然不幸じゃない!そう言い切れる理由が2つもある!」
イノコ「2つ!?」
チカコ「まずはあんたの容姿!バランスの取れた体型に程よい胸!」
イノコ「胸!?」
チカコ「さらに童顔!去年の男子女子にアンケートした[美しさではなく可愛い女子高生なら?]アンケートで堂々の3位になったあんたは容姿に恵まれていることは周知の事実!」
イノコ「私そのアンケート知らないんですけど!?」
マユミ(まあ独自のアンケートだからね。)
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