登場メカ

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ザナディアンではない通常の旧人類が機能制限なく操縦を行えば、脳が結晶素体からの情報量に耐え切れず多くの場合死に至る(キサナはナユタの操縦に同乗していたため死は免れた)。そのため開発中には一度もフルスペックを記録できなかったが、スタジアム襲撃の際に本来の性能を発揮、因子によって調整を受けた旧人類向けのMM=アグロ(デガルダ以外のMMは結晶素体ではなく根源結晶のかけらを結晶神経として搭載している)に代わってナユタの搭乗機となる。技術的な面ではザナディアンの兵器に遠く及ばないが、素体の持つ情報出力が強大であるためザナド中枢軍のMMであっても量産機クラスであれば圧倒することができる。 元人間。素体はカウアアクアの破壊作業を行ったチームメンバーが無生物化したものであり、「デガルダ」とはデガルダAの素体となった男の娘の名前(研究者は由来に気付いていないかもしくはデガルダ呼びが定着してしまってから発覚した)。ただしあくまで無生物となってしまっているため、感情など、情報の塊以上の機能は喪失している(はずだった)。開発関係者はその事実を知っているためアグロなどの代替兵器の開発を急いだが、結果として実戦投入を回避することはできなかった。レッドアロー隊ほか二次的に関わる人々には、スタジアム襲撃時の自立起動等については高性能AIによるものと説明された。しかし実際には都市全体に及ぶ阿鼻叫喚やザナディアンたちの襲来を受信した素体が、人間的興奮を覚えたと見るほかない。 ※2枚目の画像は約5年前時点でのイメージ ②アグロ/XM101     image=509929973.jpg
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