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・主人公の人格の立ち上げ=謎の多い過去による無個性化をカバーするため、外見以外の特性 (周囲の人間の思考を無意識に受信してしまう能力、そのコントロールなど。脳内にネットが標準装備されていてSNSアプリのタイムラインが流れ込んでくるイメージ)を描写。また、6年間で得た人間関係(義理の妹、両親、同時に現れた残りの2名、チームメンバー他)を意識的に盛り込み主人公像の輪郭を明確にする。
・メカ要素=敵メカの見せ場(見得を切るのではなく動きで印象付ける)を念入りに作る。例えば旗を掲げる、音楽を流すなど、純粋な兵器としての機能以外も見せたい。主役メカ登場後はしっかり主役に大見得を切らせ、敵メカは華々しく撃破される。敵味方ともに人型ロボットはキビキビというよりはゆったりと力強く巨大感をはらんで動き、機械というよりは人間的な動きを重視したい。中でも主役機は浮遊感のある動き。
・次回への引き=本来なら主人公をそのまま敵に占拠された月の裏側へ向かわせて敵エースと会わせたいが距離や話数から考えて無理があるため、主役メカの特性を使い幻視というかたちで絶望的な両親の安否とともに今後の波乱を匂わせる。
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