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登場人物
①ナユタ・ゲンセイ
…推定17歳。恒星間天体「カウアアクア」と共に現れた3人のひとり。グレー系大理石色の暗く硬質な肌と白色の束になった毛髪を持ち、その虹彩は青く輝く。研究所による約2年の拘束ののちは学者夫妻に引き取られ、その情報結晶との親和性から対不明勢力秘密部隊「レッドアロー隊」の一員として3年間の訓練を続けていた。搭乗していたアグロは12号機。
その正体は敵勢力（ザナド中枢体＝ザナディアン＝ごく近い平行宇宙の未来人）が記憶を操作し送り込んだ先遣調査員。調査員は人造人間であり（ザナディアンは役割に応じて人民を計画生産している）、根源結晶を介することで無意識に潜望鏡のように情報を流し続けていた。敵の機密を探るというよりはザナディアンとしての環境適応を確かめる役割。出生名はウラリオ233。限りなく近い遺伝情報を元に同じ人工子宮から産まれたウラリオ232（ルーシィ・ディンキネシュ）とは遺伝子的に浅からぬ関係にあるが、本人たちは相手の存在すら知らない。名前の「ゲンセイ」とは「彦星」の音読み。
②キサナ・ツバーン
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