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「ここは…」
目を開けるとそこは一面真っ白な空間が広がっていた。
「こんにちは」
いきなり後ろから声がして振り返ると、そこには背中に大きな羽が生えた天使がいた
「えっ…と…」
「そう。君の思っている通り、君は死んだよ」
頭の中を読まれた。と少し驚いたがすぐに冷静になれた
「…そう…ですか…ライトは?」
「まだ戦っているよ。君を助けようと」
「そうですか………あの…無理は承知なのですが…生き返らせて欲しいです…」
「いいよ」
「…ですよね、…え?」
「でも生き返ったらとてもつらいよ?それでもいいの?」
「あっあのいいんですか?」
あまりにあっさりとOKを貰い淡々と話を進める天使に再び問いかけてしまった
天使はニコニコして頷いた
「君は今までたくさんの人を救ってきたからお願い聞いてあげるって神様が言ってたんだよ」
「じゃ、あ!お願いします!」
「でもね、君の体はもう元には戻らない。君の体は酸のダメージでボロボロだし体は痛いし生き返っても長くは生きれないよ?それでもいいの?」
「はい。少しの間でもいい。彼のそばにいたいんです。このまま死んでしまったら彼はずっと自分を責めて生きてしまうから」
「ふふっわかったじゃあお戻りマナ」
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